◉注目ポイント◉ 

 薬価上の加算を付与する場合に、加算率をどうするか。有用性系加算については、ポイント制があり、一定程度の定量化が図られている。しかし、小児加算は厚労省の「相場観」により何%か弾かれ、薬価算定組織の「納得感」が得られれば、その加算率が算定案として、中央社会保険医療協議会に示される。他の加算も含めた話だが、算定組織の議事録からは「メーカーが主張した加算率」というのも、重要な要素になっていることがうかがえる。