先日、Xでバズっていた(閲覧投稿数が多い)話題を目にした。NHKのある番組で小学校の生理痛(月経痛)で婦人科受診を推奨していたようだが、番組を見た人が「小学校高学年の娘の月経痛が酷いので婦人科に行ったら、小児科に行ってくれと断られた。小児科を受診したら婦人科系はわからないと突き返された。そんなにちゃんと見てくれる婦人科はこの田舎(地方)にはいない」「問診だけで、『中学生になってからまた来院するように』と言われただけで何もしてくれなかった」など、娘の月経での受診問題で悩む親が多く、番組と実情とのズレとが浮き彫りになっていた。


 そのなかで多くみられた意見は、「番組で紹介したような寄り添ってくれる医師にオンライン診療を頼めれば……」というもの。もちろん、オンライン診療では婦人科の診断に必要な検査や内診などは今のところできない。ただ、検査などはできなくても「寄り添ってくれる」「少しでも何か提案してくれる」医師(や医療従事者)を求めていると感じた。


 やはりこの子どもがいる世代、介護する親がいる世代によりオンライン診療が普及していく事は間違いないと感じた。