ふるさと納税ってどうやるの?面倒?難しい?いえいえ、ふるさと納税は簡単に利用できる便利な制度です。
今回も、ふるさと納税のやり方を、ふるさと納税サイト『ふるなび』を使って説明していきます。
■寄附する自治体を決めよう
まずは、ふるさと納税サイト『ふるなび』へアクセス。前回確認した控除上限額シミュレーションの金額参考(前回のコラム)に、応援したい自治体や、ご希望の返礼品などから、寄附する自治体を選びましょう。寄附する自治体は、生まれ故郷や、あなたと関係がある地域である必要はありません。一度も行ったことのない地域でも大丈夫です。なお、あなたの住んでいる自治体へふるさと納税をすることもできますが、返礼品を受け取ることはできません。
『ふるなび』トップページ。上部にある「〇〇でさがす」というタブをクリックすると、いろいろな探し方ができます。
■東北支援につながる寄附の使い道 ――宮城県石巻市
寄附先の例として、宮城県石巻市をご紹介いたします。
石巻市は、北上川の河口に位置し、宮城県北東部地域を代表する風光明媚な都市です。
伊達藩の統治下には、水運交通の拠点に位置する「奥州最大の米の集積港」として、全国的に知られた交易都市でした。
明治時代からは、金華山沖漁場を背景に漁業のまちとして栄え、現在も、金華山沖は世界三大漁場の一つに数えられ、かつお・いわし・さばなどの水産資源の宝庫となっています。また、1964年に新産業都市の指定を受けてからは、石巻工業港が開港するなど、工業都市としても発展を遂げてきました。(石巻市ホームページより)
石巻市への寄附金は、「がんばる石巻応援基金」として積み立てられ、石巻市が目指す将来像「ひとりひとりが 多彩に煌めき 共に歩むまち」をつくるための重点事業に利用されます。事業分野は以下の6つに分類しており、寄附申込時に選択できます。
石巻市ホームページによると、「震災を乗り越え復活した地元生産者とともに、石巻の珠玉の逸品と感謝の気持ちをお送りいたします」とのことで、ふるさと納税が、石巻の復興の加速に利用されていることが分かります。
過去6年間の寄附件数と寄付金額を見ても、右肩上がりです。
三陸・金華山沖で獲れる海の幸はもちろん、宮城名物「牛タン」「笹かまぼこ」など、魅力的な返礼品の数々。ぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。
石巻市の返礼品でとくに面白いのは「石巻市(石巻地区)の空き地の草刈りサービス」、「お墓参り代行サービス」や「空き家の見回りサービス」。
遠方に住んでいて、掃除などができない方にはお勧めです。作業後には報告写真も送ってくれるそうです。
石巻市のふるさと納税でもらえる返礼品一覧はこちらからどうぞ。
次回も引き続きふるさと納税のやり方をご紹介します。 (ご協力:ふるさと納税サイト ふるなび)
参考:石巻市「ふるさと納税」
ふるさと納税① ふるさと納税をやってみよう! はこちら
ふるさと納税② ー控除上限額を調べよう はこちら