ふるさと納税ってどうやるの?面倒?難しい?いえいえ、ふるさと納税は簡単に利用できる便利な制度です。
 今回も、ふるさと納税について、ふるさと納税サイト『ふるなび』を使ってご紹介していきます。


■東北支援につながる寄附の使い道 ――福島県福島市

 寄附先の例として、福島県福島市をご紹介いたします。

 温泉とくだものが豊富な、県都・福島市。人口およそ28万人を擁し、古くは養蚕と阿武隈川の舟運で栄えた小さな城下町です。

 福島駅東口には、市出身で連続テレビ小説のモデルとなった日本を代表する作曲家・古関裕而のモニュメントがあり、来訪者をお迎えします。2021年には東京オリンピック野球・ソフトボール競技があづま球場で開催されました。

 西にそびえる吾妻小富士の山肌に雪形として現れる「吾妻の雪うさぎ」は春の訪れを告げる福島の春の風物詩。吾妻山、阿武隈高原に囲まれた福島盆地は果物の生産が盛んで、西部を走るフルーツライン沿いには観光果樹園や直売所が点在。東京オリンピック2020で海外の関係者から絶賛された名物の桃をはじめ、1年中みずみずしい果物を楽しむことができるフルーツ王国です。

 「奥の細道」で松尾芭蕉が訪れたとされる飯坂温泉・こけしの里として知られる土湯温泉・白濁の硫黄泉で秘湯感漂う高湯温泉の福島三名湯が自慢。

 市中心部にぽっこり浮かぶ市のシンボル・信夫山では、300年以上の伝統を誇り、日本一の大わらじを担いで街を練り歩く「信夫三山暁まいり」が毎年2月に行われます。(福島市ホームページより)


 福島市へのふるさと納税は、真の復興に向けた新たなまちづくり等に活用されます。2020年8月より、寄附金の使い道(応援メニュー)が「福島サポーターのための応援イレブン」にリニューアルされました。現在は11の応援メニューに加え、新型コロナウイルス感染症対策メニューが追加されています。



 福島市のふるさと納税特設サイト「元気マシマシ福島市」を見ると、寄附金の使い道を分かりやすく、動画で紹介してくれています。なんとこの動画、市職員だけでなく、福島市市民の皆さまにも協力をいただき、それぞれの現場の声からラップ曲を作られたそうです。


 こちらは、応援メニュー11 「まだまだ復興福島市」のラップ動画。震災で風評被害を受けた果樹園農家・安斎忠幸さん(MCターキン)と、震災当時農業の部署にいた市役所職員・ふうちゃんが復興への思いを歌っています。



 「あかつき」をはじめとする桃はもちろん、さくらんぼ、梨、ブドウなど、まさに「くだものの宝石箱」である福島市。返礼品の中でも、果物の定期便や先行予約が大好評。例えば、次の返礼品の場合、7月下旬~10月中旬にかけてフルーツが3回届きます。旬のものを、旬の時に味わうことができます。


【1回目】 7月下旬~8月下旬発送予定、桃 約3kg 品種:『あかつき』(天候等の影響により『まどか』に変更する場合があります

【2回目】 8月下旬~9月下旬発送予定(なしのみ常温便)、梨 約3kg 品種:『幸水』又は『豊水』

【3回目】 9月上旬~10月中旬発送予定、『シャインマスカット』と『巨峰 or ピオーネのいずれか』を各1房の計2房 


  朝ドラでも話題!福島市名誉市民第1号である作曲家、古関裕而の作品集もあります。



 福島市のふるさと納税でもらえる返礼品一覧はこちらからどうぞ。

 早期復興に取り組む福島市を応援しましょう!


 次回も引き続きふるさと納税のやり方をご紹介します。 (ご協力:ふるさと納税サイト ふるなび)


参考:

福島市「元気ふくしま・ふるさと寄附金」

福島市「元気マシマシ福島市」


ふるさと納税① ふるさと納税をやってみよう! はこちら

ふるさと納税② ー控除上限額を調べよう はこちら

ふるさと納税③ ー寄附する自治体を決めよう (宮城県石巻市) はこちら