ふるさと納税ってどうやるの?面倒?難しい?いえいえ、ふるさと納税は簡単に利用できる便利な制度です。今回も、ふるさと納税について、ふるさと納税サイト『ふるなび』を使ってご紹介していきます。
■東北支援につながる寄附の使い道 ――岩手県陸前高田市
寄附先の例として、岩手県陸前高田市をご紹介いたします。
陸前高田市は、岩手県の東南端、三陸海岸の南の玄関口として、大船渡市、住田町、一関市、宮城県気仙沼市に接し、宮城県との県際に位置しています。
また、北上山地の南端部に位置し、氷上山などをはじめとする山地、豊かな緑や水を育む気仙川注ぐ広田湾、なだらかな斜面や低地が広がっています。
市の総面積は231.94平方キロメートルで、市域は東西約23キロメートル、南北約21キロメートルに及び、その約7割を森林が占めています。
気候は、三陸沿岸に位置しているため、海洋の影響と地理的条件から四季を通じて比較的温暖であります。
陸前高田市の歴史は古く、中沢浜貝塚の史跡が発見されているように縄文時代から優れた文化を有する生活圏が形成されていました。都市としての成り立ちは、平安時代初期とみられ、金と塩、海産物が経済の根幹を成していました。特に金は、奥州藤原氏の黄金文化に大きな役割を果たしました。
鎌倉から室町時代末期には、葛西氏が統治し、伊達政宗の直轄領となる藩政時代には、気仙郡今泉村に大肝入会所や代官所が設置され、気仙地方の政治経済の中心として栄えました。
明治以降では、明治22年の町村制実施により、1町8カ村となり、その後、昭和30年の町村合併促進法の施行に基づき、高田、気仙、広田の3町と小友、米崎、矢作、竹駒、横田の5村が合併して現在の陸前高田市を形成しています。 (陸前高田市ホームページより)
陸前高田市へのふるさと納税寄附金の使い道は、次の9つから選ぶことができます。
7番目にある、岩手県指定文化財吉田家住宅 (大肝入屋敷) 復元事業では、全壊した建物を単に再現するということではなく、津波で被災した部材を用いて行われます。復旧作業の様子はこちらからご覧ください。
いくつかの事業については動画で使い道が紹介されています。例えば、次の動画はPR推進事業、コミュニティ推進事業。高田地区では、住民の方々自身が「震災の教訓を残したい」という思いから、震災当時ボランティアに来てくれた大学生の声やボランティア活動の体験記録等を集めて「東日本大震災の記録誌」を制作しました。
陸前高田市は、栄養たっぷりの水が流れ込む広田湾産のアワビ、ホタテ・カキ・など良質な海産物が豊富です。2022年12月28日現在「大いくら祭り」が開催されています。「特に国産秋鮭の不漁により大変な漁師さんの応援にもなりますので、ぜひ食べて応援!をよろしくお願い致します!」とメッセージが添えられています。
リピーターが多い大人気の特産品と、陸前高田市の旬を味わえる季節限定の特産品を組み合わせた定期便コースもあります。いくら醤油漬やたかたのゆめ(新米)、米崎りんごといった、合計10種類の特産品が年に8回届くなんて、嬉しいですね!
陸前高田市のふるさと納税でもらえる返礼品一覧はこちらからどうぞ。
次回も引き続きふるさと納税のやり方をご紹介します。 (ご協力:ふるさと納税サイト ふるなび)
参考:
ふるさと納税① ふるさと納税をやってみよう! はこちら
ふるさと納税② ー控除上限額を調べよう はこちら
ふるさと納税③ ー寄附する自治体を決めよう (宮城県石巻市) はこちら
ふるさと納税④ ー寄附する自治体を決めよう (福島県福島市) はこちら